座布団鮃を求めて

胸までの長靴を履き、膝まで海に浸かりながら疑似餌(ルアー)をひたすら 投げ(竿を振る)続けるスタイルで早13年のキャリアとなりました。船に乗る必要も生餌を買う必要も無く、非常に気軽に出来ることもルアーフィッシングの大きな魅力のひとつです。
釣果としては、1回の釣りで1匹掛れば大満足です。高級魚の鮃ですから数は、そう期待出来ません。数がでないからこそ、奥深くいろいろと手法を変えて試して、やっと釣り上げた時の嬉しさは格別です。
高萩から北茨城にかけての海岸線は、全国でも有数な鮃釣果ポイントとして紹介され、釣番組や雑誌の撮影等に出くわすことも、しばしば有ります。
最近は人気が上がり、他県ナンバーを多く見かける様になり、日の出前に行かないと良いポイントが取れないほど過熱しています。
ちなみに、座布団とは60cm以上のサイズを意味し、釣人の憧れ、夢そして希望でもあるのです。
釣りの魅力を一言では、語りつくせないため、古よりの名言をご紹介します。

魚釣りという病気は、死ぬまで治らぬ難病であると共に、人生という難病を治療する特効薬でもある。
ロイ・キリーク

氷点下の12月でも、膝まで海に浸かり釣ってます。やはり、難病です。

釣りは、男が淋しさなしに孤独でいることが出来る地上に残された僅かな場所のひとつだ。
ロバート・トレバー

イヤー男ですね。素敵です、淋しさなしの孤独。もし、良かったら朝焼けの下、ご一緒してみませんか。