助川電気工業株式会社

エネルギー・産業システム関連事業

アルミ鋳造用電磁ポンプ

アルミ鋳造用電磁ポンプは、アルミ溶湯を制御性に優れた電磁力を利用して直接鋳型へ給湯する鋳造装置です。
他の空圧給湯等に替わる方式として非常に注目される優れた特長を持っています。

1.特長
【 制御性 】
@ 溶融金属を電磁力で駆動するため、空圧式給湯方式に比べ、応答性がよく、制御性に優れています。
A 給湯制御は、制御盤タッチパネルの操作により、鋳型に応じた任意の給湯バターンを設定できます。
B 制御性向上のため、ダクトに加熱装置を設け、湯温を一定に保持しています。

【 品質 】
巣が無く、機械的強度に優れた高品質な製品を作るために、以下の特長を備えています。
@湯の取扱い
・溶湯の吸込口が保持炉溶湯内に位置するため、保持炉表面の酸化物を巻き込まずに湯を給湯できます。
・湯面を金型近傍のダクト内で保持できるため、鋳型注入後の湯戻しが少なく、保持炉内の酸化物の舞い上がりを防止できます。
・給湯時の湯温低下を防止するため、ダクトに加熱装置を設け、湯温を一定に保持しています。
A鋳造の管理
・鋳型に応じた給湯速度で注入できるので、湯暴れによるガス巻き込み等の発生を低減できます。
・給湯パターンの設定により、鋳型に給湯後、押し湯効果を得ることができます。

2.概要
 鋳造用電磁ポンプは、一般の炉でも使用できるように浸漬部位が小口径になっています。
駆動源としての電磁コイルが上下2箇所に設置されており、下部コイルで溶湯を上部コイルまで吸い上げ、上部コイルで給湯、加圧操作を行なっています。
 本ポンプは、保持炉上部開口部より挿入して使用できるため、メンテナンス等は炉内の湯を抜かずにポンプ本体を引き抜くことで行なえ、安全性と取扱性に優れています。

 


3.外形寸法および仕様

1.型番 Nimblox ALiP-30C
2.流体 AC4C
3.最高使用温度 730℃
4.駆動方式 環状流路リニア誘導式
5.制御方式 インバータ制御
6.電源容量 3φ,200V,20kVA
7.材質 セラミックス(接液部)
8.ダクト予熱方式 電気ヒータ加熱
9.概算重量 約150kg

 

4.給湯条件

設置上の寸法制限(単位mm)

A:ポンプ基準点から炉の上面

150 以上

B:ポンプ基準点から湯面の距離

200 以上

C:ポンプ先端より炉底までの距離

50 以上
D:ポンプ挿入開口部要寸法

300×300以上

給湯条件(単位mm)
E:吸引可能湯面高さ 100 以上
F::給湯可能湯面高さ 50 以上
G:給湯可能最大湯面変化幅(※) 272

※保持炉への追加チャージ無しのケース

 

5.性能曲線 6.給湯パターン
Nimblox ALiP-30Cの性能曲線を以下に示します。
本データは、アルミ材質AC4Cの場合であり、他の材質については、お問合せ下さい。
Nimblox ALiP-30Cの給湯パターンは電圧と給湯時間を設定します。
本給湯パターンは、制御盤面のタッチパネルより設定ができます。

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